茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

貧困文学 賃金奴隷な日々

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(社員?)(531)縮図

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(社員?)(531)縮図加藤匡通六月×日(月) U社の仕事は続いている。 この現場では二百人程が働いている。当然派遣会社はいくつも入っているだろうが、僕が気付いたのは二社だけ。自分が日雇派遣だった頃なら現場での佇まい…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(社員?)(530)社員だと?

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(社員?)(530)社員だと?加藤匡通五月××日(金) 四月終盤になってV社の仕事が戻って来た。都内の現場に通っている。 新築の建物の衛生配管だが、V社からは僕一人である。新しく付き合い出した会社らしい。当然僕は手元…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(529)求められているのは機械、歯車

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(529)求められているのは機械、歯車加藤匡通四月××日(金) さらに別の派遣会社に登録、と思ったがあまりいい条件の会社が見つけられなかったので、また倉庫に行くことにした。募集していた三月後半は繁忙期だ…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(528)糠喜びは繰り返される

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(528)糠喜びは繰り返される加藤匡通四月×日(水) V社の仕事は三月末の四日間だけあった。一日母の通院で休むと伝えたら、休む予定の日から仕事はなくなった。他の業者に廻ったそうだ。通院日をずらして出られ…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(527)引っ越しで潰れる

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(527)引っ越しで潰れる加藤匡通三月××日(土) V社の社長が月曜から現場がある、定期も買っていいと電話して来た。どこまで真に受けて良いものか。しかしこれで月末まで派遣会社に出て現金を手にする予定はパ…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(526)通販、使いたくないなあ

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(日雇派遣)(526)通販、使いたくないなあ 加藤匡通 三月××日(水) 昨日仕事の確認の電話を派遣会社に入れると、「倉庫なんですけど事務所移転と同じ額出すからどうですか?」と聞かれた。事務所移転、引っ越しは倉庫作業…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(525)日当一万千二百五円

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(525)日当一万千二百五円 加藤匡通 三月××日(土) 日雇派遣に登録して月内はそこで働くことにした。登録した翌日から働きだした。 事務所移転を希望したが、まず回ってきたのは個人宅の引っ越しだった。朝、派…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(524)一年ぶりの面接

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(524)一年ぶりの面接 加藤匡通 三月××日(木) 先月終盤から一か月とは言わないが、かなり長いこと休んでいる。仕事があったのはその間一日だけ。もう無理だ。一年振りで面接に行った。 派遣会社の事務所移転の…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(523)季節労働者と自覚する

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(523)季節労働者と自覚する 加藤匡通 三月×日(火) 二月末を待たずに仕事はなくなった。こうなると季節労働者だな。 仕事がないのだから読書がはかどってよさそうなものだが、組合大会の準備だのいろいろする…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(522)置いてきぼり

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(522)置いてきぼり 加藤匡通 二月××日(木) 先日から入っている現場は前にも書いた通り応援で、この会社は前にも学校関係で入っている。V社からは僕ともう一人来ているが、もう一人の方は最近ずっとこの会社…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(521)僕は誰に雇われていますか?

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(521)僕は誰に雇われていますか?加藤匡通二月××日(月) 新型感染症がかなり近くまで来ている。今行っている現場に入った初日、朝礼前に別々の会社の作業員が感染者が出ただの、誰々が濃厚接触者だのと話して…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(520)出張先で『アンという名の少女』『恋せぬ二人』を見る

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(520)出張先で『アンという名の少女』『恋せぬ二人』を見る加藤匡通二月×日(火) 今回の出張先は僕のいるみらい平から電車だと二時間半以上かかる。八時の現場開始には間に合わない。 最初に行った時は一日だ…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(519)出張先でプロティノスを読む

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(519)出張先でプロティノスを読む加藤匡通一月××日(月) 先週来た現場にまた来ている。木曜に帰って来たのに日曜の夜に戻って来た。ホテルも同じだ。 現場は配送センターとからしい。年末に行った同じく配送セ…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(518)出張先でデカルトを読む

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(518)出張先でデカルトを読む加藤匡通一月××日(火) 組合の口座から経費を引き出そうとして、硬貨を入れるだけでなく下ろすのにも金を盗られると気づいた。こんなところから金を搾り取るとは、これも新しい資…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(517)グリフォンの聖地

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(517)グリフォンの聖地加藤匡通一月××日(木) 年明けやや遅めに仕事が始まった。数日したら、別の現場に始発では間に合わないと自宅に朝四時に迎えの車が来て連れて行かれ、その翌日から仕事が途切れた。 仕事…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(516)いろいろ今年最後

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(516)いろいろ今年最後加藤匡通十二月××日(木) 今年最後の仕事は植木屋の手伝いだった。何年か前の夏にやったのと同じ植木屋だ。今回はマンションの植木の手入れである。植木を刈るのは植木屋で、僕は刈った…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(515)いろいろ敗北

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(515)いろいろ敗北加藤匡通十二月××日(土) 四か月続いた昼しか休めない現場はとうとう終わった。本当は今日辺りまではそっちの筈だったが、社長が振り回し始めた。 夏以来でコン打ち合番に来ている。初めて行…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(514)忘年会が罰ゲーム

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(514)忘年会が罰ゲーム加藤匡通十二月××日(土) 会社員時代から忘年会はあまり楽しみではなかった。いや、これは記憶を書き換えているのかもしれない。その頃は酒が飲めれば何事でも大喜びだった可能性は高い…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(513)手甲

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(513)手甲加藤匡通十二月××日(月) モルタルを触り続けているので手はガサガサだ。どこかに引っかけたとは思えない指の腹が割れていたのは一ト月以上前のこと。あかぎれだ。今年もハンドクリームの季節になっ…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(512)こんなところに黒旗が その四

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(512)こんなところに黒旗が その四加藤匡通十一月××日(月) 集合住宅の配管更新現場は残業が続いている。僕は相変わらず廃水菅を通した穴に詰めたモルタルの補修をしている。 丸一日一人で、だ。 工事をしてい…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(511)ブックス吉原閉店

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(511)ブックス吉原閉店加藤匡通十一月×日(月) 母の通院で仕事を休んだ。今の現場になってから、人手が足りなくてどうにか回しているのはとてもよくわかるので休みを取るのに気を使うようになっている。医者通…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(510)『ミイラ再生』に労働歌を聞く

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(510)『ミイラ再生』に労働歌を聞く加藤匡通十月×日(土) おお、前回の題名間違ってるじゃないか!正しくは「発がんのおそれ」だ。いやいや自分でやってて笑っちゃうな。これ、人目を引こうとしたんじゃなくて…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(509)「初がんのおそれ」

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(509)「初がんのおそれ」加藤匡通九月××日(金) 配管穴埋めあとの天井の補修をしているとこの前書いた。補修に使っているのはハイモルと呼ばれている材料である。通常使っているモルタルより食い付きがいいの…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(508)「今まで何して来たんですか!」

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(508)「今まで何して来たんですか!」加藤匡通九月×日(水) 集合住宅の排水菅更新現場は続いているが、残業地獄からは解放された。各職の連携が取れるようになって流れが出来たらしい。定時は六時だがたいてい…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(507)何も出来なくて死んじゃう!

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(507)何も出来なくて死んじゃう!加藤匡通八月××日(金) 盆休み明けから集合住宅の排水管更新の現場に入った。当然住人がいる。これがどういうことかと言うと、トイレも流しも日中は使えなくして工事をする訳…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(506)快活CLUB二店舗閉店

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(506)快活CLUB二店舗閉店加藤匡通八月×日(日) いつも使っているネットカフェが統合により閉店と知った。しかも快活CLUBつくば学園西大通り店と守谷店の二店舗。自宅のパソコンは不調なままなので、ど…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(505)「日々映画を見続けていることが勝利だ。」

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(505)「日々映画を見続けていることが勝利だ。」加藤匡通七月××日(金) 車は点検されて戻って来た。故障ではない、たまにあることだと説明され、困惑した。やっぱり僕は車持たない方がいいんじゃないか? 二十…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(504)局所的ロックダウン

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(504)局所的ロックダウン加藤匡通七月×日(金) コン打ち合番をした。炎天下、何かをしていると言うよりはただ立っているに近い状態、日陰などない。i以前より暑さがこたえる様になってきた。歳だな。 日差しだ…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(503)空調服

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(503)空調服加藤匡通七月×日(月) 空調服と呼ばれる物がある。夏場に着る作業服だが、小さなファンが付いていて、風を送るようになっている。袖のあるタイプとないタイプがあるが、まあジャンバーにファンが二…

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(502)現場で西部劇は出来ない

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(502)現場で西部劇は出来ない加藤匡通六月××日(火) 午前中は雨の中、スリーブを入れた。合羽を着ての作業に、元から少ないやる気はどんどんなくなっていく。スリーブは二十本、午前中には七本しか入ってない…