茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

「連続学習会 アンダークラスとは誰のことか 第三回元地方紙記者崎山勝功さんに聞く」報告 

 八月二十六日に「連続学習会 アンダークラスとは誰のことか 第三回元地方紙記者崎山勝功さんに聞く」を守谷のメセナ交流センターで行いました。
 崎山さんには短い正社員時代の体験と、某飲食店チェーンでの体験を中心に話してもらいました。某飲食店チェーンでの労働は店員同士の間では「お勤め」と含みのある呼び方をされるほどに過酷なものだったそうです。安売り低価格競争はさまざまなものを切り下げた結果あるのだと、その中で一番簡単に切り下げられるのは人件費なのだとしみじみ思わされました。
 初めての会場に挑戦しましたが、参加者は三名とさみしい人数になりました。
 崎山さんは自身の経験から地元の地方紙記者時代、労働・貧困問題に強い関心を持ち、積極的に取材していました。その記事は数多く、県内では突出した量だと思います。現在はアルバイトの賃労働にがんじ絡めになっていて、やりたいことで食べていける訳ではないという現実を体現してしまっています。お互いがんばりましょう、壊れたりしない程度に(加藤)。