茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

連続学習会 アンダークラスとは誰のことか 第四回 沼田雅靖さんに聞く

かつて労働者とは搾取される階級の代名詞だったが、今や先進国で、労働者の下位の階級が形成されている。労働者からも搾取され、労働者の半分近い収入で生活し、家族を新しく形成することも困難な階級。非正規労働者はこの国の労働人口の三分の一を占め八百万人を越えているといわれる。それがほぼすっぽりとおさまる、新しく現れた階級。それがアンダークラスだ。
だがアンダークラスとは誰のことか?私やあなたのことではないのか。私たち茨城不安定労働組合は圧倒的に非正規労働者や失業者の割合の高い労働組合である。私たちの階級の自画像を描くために、自分たちがどのような存在なのかを確認し、その問題を解決していくために、学習会を行っていきたい。
第四回は十年間に渡ってNTT茨城で非正規労働者として働き、十三年十一月に雇い止めにされた沼田雅靖さんにお話を聞く。長い期間同じ故障受付業務、しかも正社員と同一の業務を、NTTの都合によっていくつもの会社を移りながらこなしてきた沼田さんに対してNTTは雇い止めで応えた。現在沼田さんは労働組合に入ってその不当性を訴えている。
分社化を繰り返して労働者を切り捨ててきたNTTと言う企業、事務派遣と言う労働、実際の仕事内容などについてお話を聞く。

日時 1月13日(月・休日) 14時〜16時
会場 県南生涯学習センター 小会議室4(土浦駅前ウララビル)     
お話 沼田雅靖さん(派遣会社員・N関労組合員)
参加費 五百円(困窮者は無料)
主催 茨城不安定労働組合
連絡先 090−8441−1457(加藤)