茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

アンダークラスとは誰のことか 第五回 日雇派遣の加藤匡通さんに聞く

正規雇用、不安定就労の私たちはアンダークラス

 アベノミクスは格差と貧困を拡大させている。首相は雇用が百万人増えたと言うが、その内訳は非正規労働者が百二十三万人増え、正規労働者が二十二万人減っての百万人だ。そんな状況中、「階級」と言う言葉は力を失ったままだ。一億総中流なんて幻想はとっくに破産、終身雇用と言う幻想も崩れ、非正規労働者は千九百二十万人、労働人口の三十七パーセントにのぼる。年収二百万円以下の人は千百二十万人。私たちは「階級」についてもう一度考えるべきだろう。

 アンダークラスとは「労働者」の下に形成された「労働者」からも搾取されている階級であり、非正規労働者の大部分が収まる。「労働者」の半分の年収で生活し、家族を形成することも困難な階級。それは私たちのことであり、あなたたちのことだ。私たちの階級の具体的な姿を考えるために、話を聞く。

 日雇派遣として延べ十年以上働いている当組合委員長の加藤匡通に話を聞く。(委員長、愚痴ばっかり言わないように)

日時 1月25日(日)14時から16時

会場 春日交流センター 小会議室(つくば市春日2-36-1)

参加費 500円(困窮者は無料)

お話 加藤匡通(日雇派遣)

主催 茨城不安定労働組合

連絡先 090−8441−1457(加藤)