楢葉、富岡のいま 元除染労働者、避難指示解除準備区域の除染を語る
日時 7月5日(日)14時から16時半
会場 つくば市吾妻交流センター和室
(つくば市吾妻1-10-1センタービル4階 つくばエクスプレスつくば駅から徒歩数分)
https://goo.gl/hZyyXG
お話 Aさん(元除染労働者)
資料代 500円
主催 茨城不安定労働組合
連絡先 090-8441-1457(加藤)
福島県楢葉町、富岡町は住民が帰還し、生活できる程度に放射線量を下げるための除染が急ピッチで進められ、現在は「避難指示解除準備区域」として住民の一時帰宅が認められています。
除染と聞くとマスコミで取り上げられた「手抜き除染」や「危険手当の未払い」を思い浮かべてしまいますが、本当はどのような作業なのでしょうか。今回は元除染労働者のAさんをお招きして、作業の実際や、彼の見た風景について話してもらいます。
除染作業や原発内作業は被曝労働と呼ばれます。一定量以上の放射線を浴びる危険な労働という意味です。被曝労働は福島第一原発事故の直後に大きな注目を浴び、急速に忘れられました。
あらゆる労働に危険はつきもの、料理を作るのだって包丁で指を切ったり熱湯でやけどをしたりするでしょう。サラリーマンだって営業の最中に交通事故にあったりするし、建設現場や工場ともなれば、生命にかかわる事故の確率は跳ね上がります。しかし、被曝労働は文字通り生命の切り売りと言え、その危険性は段違いです。同じような危険作業に、例えば火災現場での消防士の消火活動が挙げられますが、不思議と消火労働とは呼びません。これは何が違うのでしょうか。この機会に被曝労働についても考えてみたいと思います。