茨城不安定労働組合

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賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(367)下妻ピノキオ閉店

加藤匡通
三月××日(金)
 「古本屋ツアー・イン・ジャバン」を読んで下妻のピノキオが閉店したと知った。あわてて調べたらカードゲーム専門に的を絞って再出発するようだ。これまでも古本屋にカードゲームコーナーが併設されていて、客の少ない古本部分に対してカードゲームコーナーは常時賑わっていた。しかも客はほぼ十代なので入れ替わるにしろそのまま持ち上がるにしろ将来性もばっちりだ。古河にもピノキオはあるが、こちらは僕が行った二、三年前にはもうカードゲーム専門店に舵を切っていて脱力した覚えがあるが、下妻店もその後を追のか。表記はリサイクル古書店だったけど品揃えは悪くなかった。一月に寄った時には何も出てなかったのに、残念だな。
 十二月には土浦のまんからんども閉店している。ここが閉店して県南のまんが専門の古本屋はなくなり、同人誌のバックナンバーを買える店がなくなった。水戸にはまだあるだろうか?
 これで〇五年秋に茨城に来てから僕に知る範囲で六軒の古本屋が閉店したことになる。土浦のまんがらんど、同じく土浦の裁判所のそばに一軒、つくばのまんが専門店、常総ブックオフ水海道店、今回の下妻一軒、坂東一軒で坂東の一軒は岩井シネマサンシャインに寄ったらショッピングセンター内に古本屋が出来ているのに気付きびっくりしてよく見たら閉店セールの最中でさらにびっくりした。一年店が続いたのか怪しい感じだ。他につくばの筑波学園文庫はネット販売に移行、牛久の佐藤書店は一度しか開いてるのを見たことがないし、店主を県内の集会で見かける取手の藤代書房も最近いつ行っても開いてない。取手の黒猫館(もちろん『くりいむレモン』を思い出す訳だが、どんな本売ってたんだろ。エロ本屋か。)とよむよむに至っては痕跡しか知らない。