茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

差別・選別の四十七年 東日本NTT関連合同労働組合茨城支部の戦いを聞く

差別・選別の四十七年 東日本NTT関連合同労働組合茨城支部の戦いを聞く


12月2日(日)14時〜16時30分
松代交流センター 大会議室(つくば市松代4−16−3 松代ショッピングセンター・手代木公園隣)
お話  中村洋子さん(東日本NTT関連合同労働組合茨城支部委員長)
    三宅敏之さん(同書記長)
参加費 500円
主催 茨城不安定労働組合  連絡先 090-8441-1457(加藤)

 かつて専売公社、国鉄と共に三公社と呼ばれた電電公社は八十年代後半にそれぞれJT、JR、NTTとして民営化された。今に至る公務労働の民営化、民間委託の先駆けである。三社とも民営化後の企業イメージはいい。だが、働く者にとってはどうなのか?
 NTTは際限ない分社化に加えて派遣社員などの導入により従業員を分断、序列化し続けている企業である。決して働く者にとって快適な、働きやすいとは言えない職場である。そんな職場で行われた五十歳定年・再雇用制導入に対して、企業内最大労組を割ってわずか四名で結成された労組が東日本NTT関連合同労働組合茨城支部だ。
 毎年三月にはストライキを戦い、地道に働く仲間への働きかけを続けてきた労組はしかし、今年組合員全員が定年を迎えて職場を去った。職場でのさまざまな嫌がらせや労組を割るに当たっての対立、家族との軋轢、あまりに不当な賃金・待遇格差を乗り越えての戦いは前史を含めれば「差別・選別の四十七年」だったと振り返るが、それでも悔いはないと彼らは笑う。
 そんな小さな労働組合の戦いの歴史を聞く。非正規労働者アンダークラスに正社員=労働者の戦いはどう映るだろうか。