茨城不安定労働組合

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日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(449)がらん洞閉店

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(449)がらん洞閉店
加藤匡通
十二月××日(土)
 ジョイフル本多守谷店は僕の生活圏からはやや外れていて、年に二回とか三回行く程度のホームセンターだった。最近事情が変わり、その辺りに行く機会は増えたがそれは別件なのでホームセンターには寄ることはない。V社に移って仕事で使う道具を買いにジョイフルに行く機会が増えたのは、夏頃からだ。
 その道沿いにがらん洞と言う漫画専門古書店があった。十年前は通りがかりで開いているのをよく見たが、最近はいつ通っても開いてない。品揃えも僕の関心とはずれていて、ビラを置いてくれるいい店なのだがあまり店に入った記憶はない。店のシャッターに店名は書いてあるからまだやってるんだろう、そう思っていた。

 秋になってから通りがかり、とうとうシャッターから店名が消えているのに気が付いてしまった。うおお!声を上げたよ。これで茨城県内から漫画専門店は消えたな。前に土浦のまんがらんどが閉店したと書いた時、県内の漫画専門古書店がなくなったと書いたような気がするけど、それは間違いだ。まだがらん洞がやってたのだ。それももうなくなった。いや、なんと言えばいいのか、うおお!