茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

茨城反貧困メーデーINつくば 選択肢がない ひきこもっても働いても叩かれる

茨城反貧困メーデーINつくば 選択肢がない ひきこもっても働いても叩かれる

2020年5月4日(月・休) 集会14時から15時   デモ15時半

●集 会 つくば市中央公園(つくば市吾妻2丁目7-5 つくばエクスプレスつくば駅A2出口からすぐ)
・お話 高橋 雅樹さん(ひきこもり大学茨城キャンパス、NPO法人アストリンク理事)
      土屋 俊明さん(UberEatsUnion/ウーバーイーツユニオン)
●デモ  集会場からつくば駅周辺を一周
●参加費 無料(カンパ歓迎)

主催  茨城反貧困メーデー実行委員会    電話  090-8441-1457(加藤)
メ ー ル  ibarakiantipoverty@yahoo.co.jp
ブ ロ グ  http://ibarakiantipoverty.hatenablog.com/
ツイッター https://twitter.com/ibaraki_mayday

*新型コロナウィルスへの対応を主催者としても可能な限り行いますので、ご協力をよろしくお願いします。また、中止することもあるので、事前にご連絡ください。
 マスク着用のうえ、ご参加ください。

 
 働かないと生きていけない、だから働く。働いて賃金をもらって生活をしている。多くの人がそうだ。長期の失業やあまりにも安い賃金での雇用は、食うにも困り住む場所を失い、人間関係すら引き裂く。それは自分だけでなく家族の生命を脅かすことになりかねない。
 私たちの社会は多くの人が働くことで成り立っている。それどころか、働くことが社会とつながる条件にすらなっている。「社会人」ってそういう言葉だ。けど今の社会はものすごく息苦しい。働けない人には居場所がない。働いている人たちは必死になって今の仕事を失うまいとする。なのに、金持ちは増々金持ちになり、巨大企業は内部留保を増やし続ける。「働き方改革」なんて私たちの首を絞めるための呪文にしか聞こえない。
 ひきこもりには、そうした社会が耐えられないからひきこもっている側面だってあるだろう。働くことでしか人を評価しない社会に出たくない、私は労働力商品じゃない!そう叫んでいるようにも思える。それでもやっとの思いで人とつながり、徐々に働きに出てみれば、職場は人を搾り取り、使い捨てる極悪な企業だったりする。働いている人たちの多くは、本当はそうなんだろうとも思う。やりたいことが仕事になっている人や、仕事が楽しくて楽しくて堪らない人はほんの一握りだ。みんな、身体と心をすり減らしながらどうにか働いている。
 やっぱりこんなのおかしいだろ?
 だから今年もメーデーやるよ。
ひきこもりだった人に、どうしてひきこもっていたのか、働きに出るようになって何が変わったのかを話してもらい、ウーバーイーツユニオンの人には自分の裁量で働けると思っていた食事の配送が、本当はどんな働き方でどうして労働組合をつくろうと思ったのかを話してもらう。そして会場で、私たちの息苦しさや溜め込んだ思いを、そして可能性を話合おう。そのあとに街へ出よう。街で叫ぼう。
私たちはここにいる!