茨城不安定労働組合

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日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(487)正月休み再開 

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(487)正月休み再開 

加藤匡通
一月××日(木)

 数日前から膝が痛かった。仕事中にこけたことがあったので、多分それだろう。転んだ訳でもないのに、これが老化か。足を曲げると左膝の裏側が痛くてどうしたもんかと思っていたが、休んで医者に行くほどじゃない。とは言っても歩くのにも支障が出ている。

 火曜の朝、歩くのがゆっくりなっているのでいつもなら間に合う乗り換えに遅れそうになって、階段を急いだ。とてもじゃないけど駆け上がるなんて出来ない。閉まるドアに滑り込んだら、膝がピキッと言った。うお!脚をちょっとでも動かすとこれまでとは比較にならない痛みが膝の裏に走る。どうにか椅子に座り込み、普段なら眠るのに痛くて眠ることも出来ず、次の乗り換えまでの間、どうしようかと考えていた。駅から現場まで二十分はかかるが、この状態では三十分でも厳しい。着いてもまともな作業なんか出来ないから多分すぐ帰される。さらに三十分歩いて戻るのはもっと厳しい。こりゃ休みだな。

 乗り換え駅のホームで社長に電話をした。「休むのね!」と言われて電話を切られる直前、受話器(今受話器なんて使わないな、スマホ、としか言えないか)から口を話しながら「ふざけんなこの野郎」と言うのが聞こえた。・・・そういう時は「ゆっくり休んでね。」とかじゃないですかね、社長?いえ、反面教師ありがとうございます!

 まあ、なんと言われようが休んだ者の勝ちだ。医者に行って薬をもらい、とてもすぐに痛みが引くとは思えないので明後日まで休むと連絡した。おお連休だ!今夜はゆっくり寝るぞ!