茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(613)今立ち上がらなければ、いつ立ち上がると?

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(613)今立ち上がらなければ、いつ立ち上がると?
加藤匡通
四月××日(金)
 集合住宅の新築現場に通っている。室内で作業するときは、この部屋なら本がまあまあ入る、この部屋はまるで入らない、なんてことしか考えていない。昔からそうだ。
 トランプ・ネタニヤフ戦争で、と言うより現日本国首相の働きが凄いので、様々な物資がなくなって来始めている。働いて×三はどこに行ったのかさっぱり分からないんだが、多分もう憶えていないのだろう。こんなに無能だとは思わなかった。生活を窮迫させて、やっぱり自衛隊をホルムズ海峡に派遣させよう、そのためにも憲法改正を、と動くのではないかという説もあるが、その場合無能なうえに邪悪となる。日本国の人口の何パーセントかが死ぬことになるんだぜ?自民党はそれ込みで憲法を変えたいということなんだろうか。そんな与党も政府もいらねえよ。お前たちの存在理由は「国民」を生存させることにある。それが出来ないのなら、する気がないなら、今すぐ消滅しろ。
 ネット上ではいろいろと手に入らないものが出てきていると流れているが、そんなものスーパーの棚を見れば分かるさ。鮮魚は消えつつある。鮮魚のあった場所には干物や冷凍物が並んでいる。店員に聞いたら、市場に出ていないと答えられた。漁船を動かす重油がなくなっているのだ。
 通っている現場では、吹き付けるウレタンがもうないのでその部分は手つかずで残っている。残っているのは仕上げの吹き付けなのでそのまま残しておいてもどうにかなるらしい。現場は六月には最終検査になるはずだが、この分だとウレタン部分の検査は止めて出来るところだけ先にやることになりそうだと監督は言ってる。この現場はどうにか逃げ切れるかと思ったんだが、無理みたいだな。
 早ければ五月中に資材がなくなって建築現場は完全に止まる。会社員のように出勤日数に関係なく給料が払われる職人なんて極少数、大部分の職人は仕事がなくなれば収入もなくなる。
 これは建築現場に限らない。非正規労働者は働いた日数分の給料しかもらえない。貯金なんかない。正規労働者だって事務だろうが何だろうが職種に関係なく、もうしばらくすれば仕事がなくなる。地方では移動も出来なくなる。ガソリンがないからだ。
 書いてて辛くなってきたな。
 八月には『プリミティブ・ウォー 恐竜戦争』が上映されるし十一月には『ゴジラ』の新作も上映される。でも、その時期に映画館が営業しているのか?営業していても、僕は映画を見に行ける状態なのか?食べるものも金もなくて映画なんか見に行けなくなっているんじゃないのか?

『救援ノート』読書会と労働生活相談会

『救援ノート』読書会と労働生活相談会
日時 2026年4月12日(日)13:30-16:30
場所 生存書房 茨城県土浦市川口2-2-12 JR土浦駅徒歩5分https://seizonshobo.com
13:30-15:00 読書会                     
15:15-16:30 労働生活相談会(別室にて)
主催 茨城不安定労働組合 
連絡先 ibarakifuantei@gmail.com 090-8441-1457(加藤)
*読書会のテキストは『救援ノート[新版] 逮捕される前に読んどく本』(救援連絡センター、2018年)です。
*参加は相談会だけでも読書会だけでも構いません。 

 まじめに労働運動をしていれば、それだけで刑事弾圧、つまり逮捕されることがありうる。
 経営者は利益を上げたいので労働者の賃金は安く押さえたいし、使い捨てたいと思っている。そうでなければ非正規労働者はこんなに増えていない。未払い賃金の支払いや解雇撤回は経営者の願望とは正反対のものだ。経営者は自分たちが利益を上げやすいように社会を変えたいと思い、政治家に働きかける。政治家にとって経営者は資金源だから、彼らの要望を叶えようとする。こうして、社会の秩序は経営者の秩序となる。そんな社会で経営者の願望と正反対の要求を掲げていれば、弾圧される。
 弾圧は怖いし困る。されたくない。だからと言って何もしない訳にはいかない。未払い賃金がもらえなければ生活出来ないし、言いがかりをつけての解雇も許せない。弾圧があるかもしれないと考えながら経営者と闘うしかない。怖いけど。
 弾圧が予想されるのなら、備えはした方がいい。自分が逮捕されたらどうすればいいのか、仲間が逮捕されたらどうすればいいのか。弾圧された仲間を助けることを救援と言う。『救援ノート』はそういうことが書いてある本だ。読んでみよう。(ただし、この本は一般書店ではまず手に入らない。どうすれば手に入るのか調べてみよう。)

四月の電話相談

茨城不安定労働組合では月2回、第二第四水曜に労働相談を行っています。
解雇された、給料が払われない、休みがとれない、嫌がらせをされている、入ってみたら条件が違う、と言った労働相談から、解雇されて金がなくなり家賃が払えない、既に部屋を出されている、生活費がないと言った生活相談まで、正社員、アルバイトなどを問わず受け付けます。自営業、管理職でも大丈夫です。まずはご相談を。

 

4月の相談会は下記の通りです。

第一回相談会 4月8日 水曜日 20:00〜22:00

第二回相談会 4月22日 水曜日    20:00〜22:00

相談電話番号 090-8441-1457(加藤)

 

二十一年四月から当分の間、組合事務所での相談を中止し、電話相談そのものは上記の携帯電話でこれまでと同じ第二第四水曜日の20-22時の時間帯で継続します。(携帯電話への相談はいつでも受けつけています。お急ぎの時は労働相談日を待たずに電話してください。) 電話料金を気にしている方にはこちらから電話します。とにかく一度電話をしてみてください。 電子メールでの相談も随時受け付けています。

三月の相談

茨城不安定労働組合では月2回、第二第四水曜に労働相談を行っています。
解雇された、給料が払われない、休みがとれない、嫌がらせをされている、入ってみたら条件が違う、と言った労働相談から、解雇されて金がなくなり家賃が払えない、既に部屋を出されている、生活費がないと言った生活相談まで、正社員、アルバイトなどを問わず受け付けます。自営業、管理職でも大丈夫です。まずはご相談を。

 

3月の相談会は下記の通りです。

第一回相談会 3月11日 水曜日 20:00〜22:00

第二回相談会 3月25日 水曜日    20:00〜22:00

相談電話番号 090-8441-1457(加藤)

 

二十一年四月から当分の間、組合事務所での相談を中止し、電話相談そのものは上記の携帯電話でこれまでと同じ第二第四水曜日の20-22時の時間帯で継続します。(携帯電話への相談はいつでも受けつけています。お急ぎの時は労働相談日を待たずに電話してください。) 電話料金を気にしている方にはこちらから電話します。とにかく一度電話をしてみてください。 電子メールでの相談も随時受け付けています。

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(612)訂正!秋葉原まで千二十円、ないし『超かぐや姫』最高!

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(612)訂正!秋葉原まで千二十円、ないし『超かぐや姫』最高!
加藤匡通
三月××日(土)
 前回みらい平-秋葉原間の新料金を千五十円って書いたけど、千二十円の間違いだった。少しだけ安かった、と。
 東京メトロや都営交通と連絡した一日乗り放題切符も上がった。お得感はとっくになくなっていて、行き先を考えて計算しないと損をするようになってきている。
 ガソリンも順調に上がっている。ガソリンスタンドにガソリンがなくなるまでどのくらいあるだろう。ガソリンがなくなる頃には石油由来に限らず様々な物がなくなっているのだろう。今の日本政府には今回の事態を乗り切る能力があるようには見えない。社会がいつまで維持できるのか、とても不安だ。
 この前トランプ・ネタニヤフ戦争と書いた。イランに対する攻撃はこの名でいいが、もう世界大戦なのだと思っている。渦中の僕たちは少しでも早く戦争が終わらせるための努力をするしかない。世界大戦相手に個人に何が出来るのかって?そりゃいろいろあるだろうさ。
 そうは言っても食わねばならず、ことに僕など基本的には日雇労働者なので毎日働かなければならない。働かないと反戦運動も出来ないのだ。ところが!
 まず、今週月火と休むので前日の日曜も出るつもりで連絡したが、先週土日の仕事が入らなかった。物流倉庫に連絡してもそちらもなし。日曜はともかく土曜も仕事がないとは。さらに登録している会社のシステムをよくわかっていなかったことと休日をわかっていなかったことが相まって、今週は一日分一万しか入って来ないと判明した。いや、し支払い・・・
 もうこれで充分だ。土日の仕事がないと判明した段階でやってらんないので『超かぐや姫』を見に行った。素晴らしかったので一回しか給料が入って来ないと判明した段階でまた見に行った。やっぱり素晴らしかった。こうやって憂さを晴らさないと本当にやってらんないのだ。
 水木と仕事をして、金曜の仕事はと思ったら、金曜は会社側の手違いで休みになっていて、土曜は仕事がなかった。会社側の手違いをなじっても仕事も金も出てこない。今週二日かよ、どーにもなんねーじゃねーか!
 社会が崩壊する前に僕の財政が崩壊しそうだな。
 ますますやってらんないので渋谷まで出て『金子文子 何が私をこうさせたか』を見た。交通費は映画代を上回っている。こういう時はせっかく都内に出たのだからと映画を何本か見たり本屋のはしごをしたりしていたが、そんな余裕はもうない。昼もパンで済ませた。
 以前登録していた派遣会社に入ったばかりの頃に、会社の人間とこんな会話をした。丁度今頃の時期で、事務所に日当を受け取りに行った時の会話だ。二十年以上前、まだ給料は事務所で手渡しが当たり前だった頃の話である。
「四月になったら(仕事が薄くなって)手配のない日が出てくるんでしょう?」「加藤さんにそんなことしませんよ。」「でも端境期、仕事薄いでしょ?」「加藤さんくらい働いてくれる人にそんなことする訳ないじゃないですか」実際、その派遣会社にいた時は仕事に入りたいと言って入れなかったことは、リーマン・ショック後の六月に数年振りで戻った時を除けば、年に一回あるかどうかだった。振られた現場はほぼ断らずに出ていたし、それなりに仕事は出来たのだと思う。何よりまだ三十半ばで体力があった。会社に都合良くいろんな現場に回されていたが、苦にはならなかった。いろんな現場に回されることは会社から「使える」と思われる証だとも思っていた。
 今、仕事が途切れると言うことは今の会社にそれほど「使える」とは思われていないことの表れではないかと思っている。身体は動かなくなっているし、重い物も持てなくなった。それをカバー出来る程の技術はないとの自覚はある。去年の六月から働いているものの、半分しか出てなくて、もう半分は他の会社の仕事をしていることも、手配がない理由だろう。ずーと出てなきゃ、仕事回さないわな。
 可能性としては、今の会社の営業力が以前いた派遣会社より弱い、もありうる。それから建築の仕事自体が減ってきている可能性も。後者だった場合、転職を考えないといけなくなる。いやしかし、もうどこでも潰しなんか利かないだろ。まあ、哲学科を選んだ段階で潰しの利かない道を選んではいたけどな。
 週二日働くだけでやっていける社会にならないだろうか?二日働けば充分だよ。

不法就労通報報奨金制度に反対するデモ 外国人差別をやめろ!相互監視や密告をさせるな!4・1茨城県庁一周デモ

不法就労通報報奨金制度に反対するデモ
外国人差別をやめろ!相互監視や密告をさせるな!4・1茨城県庁一周デモ
4月1日(水) 
集合場所 六番池児童公園(予定)水戸市笠原町978-6(バス停 六番池団地前徒歩一分) 
13時半集合 14時出発 15時半解散   参加無料
茨城県が行おうとしている「不法就労通報報奨金制度」に反対する方なら誰でも参加できます。
主催・呼びかけ 戦時下の現在を考える講座 連絡090-8441-1457(加藤)共催 茨城不安定労働組合
 mail: againstwar@proton.me   twitter: https://twitter.com/against_war 
プラカード、鳴り物など各自お持ちください(ナショナリズムを想起させるものはご遠慮ください)

現在茨城県ではおよそ六万七千人の外国人が働いているとされる。コンビニや飲食店や工事現場で、介護の現場で、農作業で、といたるところに彼らはいる。彼らは私たちの隣人であったり、ともに働く仲間であったりする。
昨年夏の参院選の中で、外国人を排除する声が高まった。私たちの社会は急速に寛容さを失い、自分たちと異なった者を追い出そうとしている。ただでさえ人手不足と言われているのに追い出して社会が成立するだろうか? 
「不法就労」と言うが私たちは働かなければ生きていけない。正規の就労資格がない外国人には働かなければならない現実がある。企業も正規の就労資格がない外国人を雇わざるをえない現実がある。であるのに、いまの入管政策を大前提にして非正規の外国人労働者を「不法就労」と決めつけることは、問題を個人や企業の責任としてのみ解決しようとする姿勢であり誤っている。茨城県が六月に議会にはかろうとしている外国人にたいする「不法就労通報報奨金制度」は問題を個人と企業のみに押し付ける制度である。
市民に金を払って通報を頼むことは、密告の制度化である。しかし誰が外国人で「不法就労」だとわかるのだろう。それは見た目での決めつけで、明確に差別である。そんな制度が私たちの社会に必要だろうか? 
「不法就労通報報奨金制度」に反対する私たちは、この制度をつくろうとしている茨城県庁に抗議の声を届けるデモ行進をしようと思う。ぜひ多くの人の参加と注目を!

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(611)秋葉原まで千五十円

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(611)秋葉原まで千五十円
加藤匡通
三月××日(土)
 しばらく固定現場だったが、また現場を転々とする日々が始まった。それを性に合ってると言える気力はもうない。
 七十を過ぎても働く姿を見かけることは珍しくなくなって久しい。労働者が足りなくなってはいるのだろうが、かつてなら充分な貯えが作れて働かずに済んだ年齢になっても貯えが作れない人が増えていることの表れである。何が一億総活躍社会だよ。困窮した人間増やしてこき使ってるだけじゃねーか。・・・一億総活躍社会なんて誰も憶えてねーか。
 鉄道運賃が一斉に値上げされた。つくはエクスプレスも上がった。みらい平-秋葉原間は九百五十円から千五十円になった。とうとう秋葉原に出るだけで往復二千円を越えるようになった。
 僕が茨城に来たのはつくばエクスプレス開業直後だが、その時は八百五十円だったと思う。二十年で二百円の値上げだ。実質賃金は同じ二十年で下がっているので値上げ効果(効果?)は二百円以上になる。
 人手不足と言われはするが給料は上がらない。首が廻らないと言い続けているが、頷くのは貧乏人ばかりで政府も財界も知らんぷりだ。零細企業も含めての時給二千円の実現は現実的ではないのだろうが、だったらベーシック・インカムとして一人月二十万を制限なしで寄越せ。そうすれば内需も拡大する。財源?それを考えるのが政治家の仕事だろ。
 いやマジで建築業界、末端まで交通費ちゃんと払ってくれねえか?仕事に行けねえんだわ。一日の日当じゃ五日もたないんだぜ?
 その上ガソリン代がトランプ・ネタニヤフ戦争のおかげで上がった。ガソリンスタンドの表示で百七十七円になってた。車が使えなくなるぞ。