茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(看板に偽りあり)(204)只今賃労働迷走中

加藤匡通
三月××日(金)
賃労働は混迷を深めつつある。つくばのO社で始めたアルバイトは、「ボランティアしてるんで、時々休みます」と面接で言ったからかは知らないが、O社の都合で休みがあったりしてこれでは生活が厳しいと都内への日雇派遣に復帰、さらにG社の仕事にまで出てしまった。単発の応援で残業はない。だから戻ったとは言わないと、言わないと。いや、これは合理化出来んな。三月まで忙しけど求人かけても人は来ない、新しく派遣会社に頼もうと思ったら人手不足なので新規のお客に対応出来ないと断られたそうだ。派遣会社は今が一番忙しい時期だからその対応はよくわかる。一月中から空いてるんなら出ないかと声を掛けられてはいた。賃労働再開と思ったら肝心の仕事がうまくない。だからと言ってG社の仕事にまで出たのでは何で辞めたんだ?ってことになろうよ。はて、どうしたものか。
ニヶ月振りの外溝屋、どうなることかと思ったら、一輪車が押せなくなっていた。一メートル程度の高さのブロックで出来た花壇にユンボの地盤作りで出た土を入れる作業で、足場板を掛けて一輪車で駆け上がる、それが出来ない。以前なら確実に出来た、それも無理せず簡単出来た作業である。いや、ショック。肉体労働に戻るにはまた一から積み上げないと駄目ってことだ(戻るかどうかは置いとくとして)。
「カトちゃん時間とか考慮するから戻らない」とか言われたけど、「しばらく今のやり方で頑張ってみます」と答えはした。辞めた会社に戻って働くなんて迷走もいいとこだ。しかし今後更なる迷走が予想される。乞御期待。