茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

茨城反貧困メーデー2016の呼びかけ

今年の実行委員会立上げ会議は1月24日(日)14時〜17時、つくば市市民活動センターです。

さて、メーデーは労働者の「祭典」なんかじゃありません。では何をする日なのでしょうか?
たとえば、私たちは今年こんなメーデーを考えています。

その◆1 茨城「私たちは人間だ」メーデー
〜私たちは人間だ。奴隷じゃない〜
 時々コンビニで「俺は客だ!」と居丈高に怒鳴る人いませんか?
 これって、店員が我慢できる範囲をとっくに超えていますよね?なのに「お客さまは神様」という、訳の分からない理論を振りかざしている人いませんか?
 そういう人が「ブラック企業」を生み出す原因になっているんですよ。ワタミも、すき家も、アリさんマークの引越社も「安いサービス」と追い求めた上にああなりました。
 もう、従業員を奴隷扱いするのはやめましょう。そして、踏みつけられた従業員の皆さんも、声を上げていいんですよ。
 「私たちは人間だ」「奴隷じゃない」とね。

あるいは◆2 茨城「偏向って言うな」メーデー
〜「偏向」って言う方が偏向しているんだぞ〜
 「バカって言う方がバカなんだぞ」と言うのは、子どもの世界での定番のセリフですが、何かにつけて「偏向」っていう人が多すぎませんか?
 「時給が低い」のも、「残業代が出ない」のも、「生活保護の申請をした」のも、み んな「偏向」しているんですか?それを新聞に投書したり、ブログやツイッターで書いたら「偏向」 呼ばわりって、おかしくないですか?
 あなたのおっしゃる「偏向」って何ですか?安倍さんにモノ申したり、周りと違うことを言えば、すべて「偏向」扱いですか?
 いつから「偏向」は「黙れ!」と同義語になったのですか?そんな「声を上げられない社会」にノーを突き付けましょう。

さらには◆3 茨城「くたばれGDP」メーデー
〜私たちは「ウンコ製造機」じゃない〜
 ニートや引きこもりの人たちのことを、ネット上では「ウンコ製造機」という呼び方をされます。
 しかし考えてもみてください。「生きているだけでも素晴らしい」と思えない世の中、って何なのでしょうか?
 第二次世界大戦中には「無職はお国の寄生虫」というとんでもないスローガンが掲げられていました。
 「無職はお国の寄生虫」って、窮屈だと思いませんか?日本のGDPに与していない人は生きる資格がないのですか?
 根本から考え直してみましょう。そして声を上げられないみなさんも、外に出て自由に声を上げましょう。

なんだってんだ◆4 茨城「トンカツ定食を食わせろ」メーデー
〜こんな時給じゃトンカツ定食も食えないぞ!〜
 漫画「美味しんぼ」の中で「いつでも好きな時にトンカツを食えるようになりな。人間、偉すぎもせず、貧乏すぎもせず、それがちょうどいいもの」というセリフがありました。
 しかし、トンカツ定食の価格は一食1200円前後。チェーン店の格安のトンカツ定食でも800円 。一方で茨城県最低賃金は時給747円。とても「好きな時にトンカツ定食を食べられる金額」ではありません。
 いつから私たちの国は、こんな「トンカツ定食も自由に食べられない国」になったのでしょうか?最低賃金の絶対額が低すぎます。最低賃金を時給1000円に上げてください。
 皆さん、好きな時にトンカツ定食を食べるために声を上げましょう。

ようするに◆5 茨城「こんなの絶対におかしいよ」メーデー
〜おかしいこと多すぎませんか?〜
 もう、能書きはいいです。
 「おかしいことはおかしい」と声を上げましょう。それだけです。
 でも、それが一番大事です。


実行委員会 立上げ会議
・日時 2016年1月24日(日)14時〜17時
・場所 つくば市市民活動センター
つくば市吾妻1-10-1、TX線つくば駅つくばセンタービル1F Google マップ
・お問合せ
 メール:ibarakiantipoverty@yahoo.co.jp
 電話:090-8441-1457(加藤) / 080-5459-9576(鈴木)
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