茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(看板に偽りあり)(197)まだ働いてません!

加藤匡通
一月××日(土)
  Y社からの最後の給料日を向かえた。この一ト月、いろいろあって結局賃労働はせず終い。とは言え「毎日が夏休み」はもう無理だ。賃労働優先の生活に戻そうか。
  岩井シネマサンシャインに行った。閉館前に行こうと思っていたところへ、周辺では番組が入れ替わってるのにまだ『仮面ライダーウィザード&フォーゼ』をやっていて、見逃すのも癪だと思っていたのだ。ここはこんな風に終映時期が周りとはずれていて、見逃がしそうになった映画を追いかけに来たことが何度かある。自宅から車で三十分だからどうにか行く気になる範囲だが、都内に通う生活で自然に足は遠のいていた。月内一杯で閉館、展示物も少なく、客は僕一人。淋しいものである。シネマサンシャインのカードにポイントも着かなくなっていた。従業員はどうなるんだろう。
  映画の感想?ポワトリンが出るからだろうけど浦沢義雄が脚本書いててびっくりした。でもあれだけごちゃごちゃな内容、整理なんか出来ないさ。劇場版乱発で東映はあこぎな商売してるとしか思えないよ。
  ちなみにこの一ト月で都内に出たのは今日を含めて四回。用事があるから仕方ないのだが、来過ぎだろ。
夜、集会に行こうと移動中に雑誌『現代思想』と『現代の理論』のバックナンバーを買わなきゃいけなかったことを思い出して新宿で途中下車した。模索舎にあったと思って寄ったが棚が入れ替わっててどちらのバックナンバーもなく、なのに他の本を買い、紀伊國屋本店にも寄ってみた。もちろんと言うか、『現代思想』は十一年までの号は並んでるのに、欲しい○九年の号はなくて諦めた。なのにここでもまた本を買い、そんなことしてりゃ当然集会開始時間を過ぎる。公安の並ぶ池袋の集会会場に慌てて飛び込んで、帰りに交流会に行く列にくっついて表に出て、まだ張り付いている公安に呆れながらふと振り向いたら会場の隣が巨大なアニメイトだと初めて気付いた。ああ、池袋ってそういう街だったっけ。もうどこに何がとか全然わかんないや。子育て真っ最中の知人にプレゼントしたい愛河里花子のCDがあって、近所じゃ買えなくてアマゾンも使えないし、アニメイトで買おうと思ってたのに!と思った時には、集会が終わって出て来るくらいなので閉店時間だ。今日はこんなのばっか。はあ〜。