茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

戦時下の現在を考える講座 フォー・ビギナーズ 『ヘイト・スピーチとは何か』を読む

組合員加藤からの投稿です。


戦時下の現在を考える講座 フォー・ビギナーズ『ヘイト・スピーチとは何か』を読む
12月7日(日) 14時〜16時
つくば市春日交流センター和室(つくば市春日2−36−1)
資料代 500円
主催 戦時下の現在を考える講座  連絡先 090−8441−1457(加藤)
ツイッター @against_war
ブログ http://inwartimeinibaraki.hatenablog.com/

ヘイト・スピーチって、やっぱりまずいよね?と思っているあなたへ

 日本の近現代史にまつわる問題について考える、初心者のための入門講座、はじめます。もちろん初心者でない方も歓迎です。

   東京・新大久保のコリアタウンで、「朝鮮人を殺せ」などと誰もが耳をふさぎたくなるような言葉を投げつけている人々の動画を見た人もいるでしょう。京都朝鮮第一初級学校(小学校)は度重なるヘイト・スピーチに近隣との関係も悪化、移転を余儀なくされました。国連人種差別撤廃委員会はヘイト・スピーチへの法規制を勧告しましたが、日本政府は何の対応もしていません。
 ヘイト・スピーチを行う人々は特別な人々なのでしょうか。少数者への差別的な言葉は、程度の差こそあれ私たちの日常にあふれています。政治家の「問題発言」の多くはヘイト・スピーチでしょう。石原元都知事や橋下大阪市長、歴代の閣僚たち。今の安倍政権にはヘイト・スピーチを行う人々と親しい閣僚が何人も入っています。首相自身がそうした発言を繰り返してもいます。関東大震災時の朝鮮人社会主義者の虐殺を思い起こせば、ヘイト・スピーチは日本の「歴史と伝統」なのかもしれません。
  私たちの社会にはなぜヘイト・スピーチがあふれているのか、ヘイト・スピーチとは何か、私たちはどうすればいいのか、考えてみます。
 テキストは『ヘイト・スピーチとは何か』師岡康子さんの書いた岩波新書です。読みやすい本です。読んでいなくてももちろん参加できます。

自衛隊の海外派兵が当たり前となった今は「戦時下」ではないでしょうか?