茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

反弾圧学習会 逮捕された人をどうたすけたらよいのか 武蔵野五輪弾圧救援会に聞く

反弾圧学習会 逮捕された人をどうたすけたらよいのか

武蔵野五輪弾圧救援会に聞く

 

3月13日(日)14時~16時半

亀城プラザ 第6会議室

土浦市中央2-16-4 JR土浦駅から徒歩十分。または西口からバスで「亀城公園前」下車)

お話 井上森さん(武蔵野五輪弾圧救援会)

参加費 500円

主催 茨城不安定労働組合 連絡先090-8441-1457(加藤)

 

 面白いように次から次へと問題が発覚し続けた東京五輪が終了して半年近く経つ。金のかからない五輪を謳っていたが結局当初の倍以上の金額に膨れ上がり三兆円を越え、後から「復興」が付け足されて忘れられ、新型コロナウイルスによる一年延期の後に開催は強行され感染は拡大、医療が崩壊したのはついこの間のことだ。反対の声は決して少なくなかった。直前には七割が中止・延期を求めていた。だがそれでも人々は、始まってしまえば五輪に熱狂しメダルの数を数え上げては悦に入った。

 今回の東京五輪招致の初期から反対運動は続いていたが、マスコミが目を向けたのは最終局面になってからだった。挙句、終わってから「デモ参加者は金をもらっている」と公式記録映画の監督とNHKはデマを飛ばし、「国民全員が賛成した」と責任を私たちになすりつけている。

 東京五輪への抗議行動では何人かの逮捕者も出ている。その中の一人、武蔵野市での聖火リレーに抗議して爆竹を鳴らしたAさんは威力業務妨害で七月十七日に逮捕され百三十八日間拘束され続けた。街中で爆竹を鳴らすことが犯罪なら旧正月の横浜中華街は大弾圧を受けてしまう。Aさんは現在釈放されたものの起訴されている。五輪が国家的なイベントであり、異論は許さないと言う国の姿勢の表れなのだろう。

 私たち茨城不安定労働組合は労働運動や社会運動に真剣に取り組めば刑事弾圧は当然あるものと考えて反弾圧学習会を行っている。労働運動や社会運動は既存の社会秩序に異を唱え、資本や行政と言った権力に抗うことになるからだ。

 逮捕されるとは運動から、社会から切り離されて一人で警察や司法と向き合わなければならない状態である。逮捕された者が一人ではないと知らせ、支えることを救援と言う。今回は、救援とは具体的にどんな活動なのかを聞く。