茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

スカイツリーの足下で何が起きているのか 江東区竪川野宿者排除・弾圧を考える

スカイツリーの足下で何が起きているのか
江東区竪川野宿者排除・弾圧を考える
日時 7月29日(日)14時〜16時半
会場 吾妻交流センター(旧吾妻公民館) 小会議室 (つくば市吾妻1−10−1つくばセンタービル4階 つくばエクスプレスつくば駅下車)
お話 エリカさん(2・9竪川弾圧救援会)
   園良太さん(2・9竪川弾圧当該)
参加費 五百円
主催 茨城不安定労働組合
連絡先 090ー8441ー1457(加藤)

江東区竪川河川敷公園に野宿者のテント村がある。スカイツリー人気にあやかるための環境美化としてテント村の排除を考えた江東区役所は当事者との話し合いを投げ出して二月八日、行政代執行を行った。翌九日にはその場での話し合いが予定されていたにもかかわらず、である。九日の話し合いも拒否し、話し合いを求めに来た人々は区役所で抗議をして一名が「器物損壊」で逮捕、「威力業務妨害」で起訴された。その一名、園良太さんが保釈されたのはようやく六月十四日になってからである。裁判はまだ続いている。(園さんは3・11以降原発への抗議行動として行われている「経産省前テントひろば」の中心人物のひとりでもあった。起訴は3・11以降の反原発運動に対するものとしてもある、とは考え過ぎだろうか?)
○八年末の年越し派遣村で広く知られるようになったが、不安定な仕事が続けば人はたやすく野宿へと至る。それは本人の努力や意思ではどうにもならない問題で、社会保障制度の欠陥でもある。その人々の生活の場を奪い、これまで以上に人に見えない所へ連れて行こうとするのはどういうことだろうか。見えない所で野垂れ死ねと言うのと同じではないのか?
竪川の野宿者排除と刑事弾圧について、2・9竪川弾圧救援会のエリカさんに話を聞く。竪川ではどのような生活があったのか、人々は排除にどう立ち向かったのか、今どうしているのか。そして「器物損壊」から「威力業務妨害」への格上げしての起訴とは何を意味しているのか、弾圧とはどういうことなのか。集まったみなさんと考えたい。