『労働組合とは何か』読書会と労働生活相談会
日時 2026年2月8日(日)13時半-16時半
13時半-15時 読書会 テキストは木下武男『労働組合とはなにか』(岩波新書、2021年)
15時15分-16時半 労働生活相談会(別室にて)
主催 茨城不安定労働組合
この国で労働組合はすでに役割を終えたもの、死んだものと思われている。労働組合の組織率は年々低下し二十四年には16.1パーセント991万人と過去最低を更新、労働組合は多くの人にとって全くかかわりにないものとなっている。それどころか一時は首相が賃上げの音頭をとってさえいて、この国の労働組合の主要な役割が首相に奪われていたのだからその存在意義が疑われるのは当然と言える。
けれども、労働者の要求をくみ上げ、経営者や社会にぶつけることができるものは労働組合しかない。労働者個人がそんなことをしても潰されるだけだが、労働組合と言う塊になれば、潰されずに意思を通すことも出来る。
『労働組合とは何にか』の著者木下武男はこの国には「本当の労働組合」はなかったと書く。「本当の労働組合」とは、世界的に存在しているがこの国にはほぼ存在しない産業別組合のことだ。企業別組合である限り、労働者は企業ごとに分断され続け、その要求が通ることはない この本ではどうすれば私たちが「本当の労働組合」を作ることができるのかが考えられている。「本当の労働組合」をつくる主体にはアンダークラスも含まれる。それは「想像を絶するほどの難事業」と書かれているが、それが出来なければ私たちはこのまま血の最後の一滴まで搾り取られる地獄の中で締め上げられ続けるしかない。

