茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

労働生活相談会と『賃労働と資本』学習会 

2022年12月24日(土)13時30分-16時30分

土浦市亀城プラザ和室1茨城県土浦市中央2丁目16-4 土浦駅西口徒歩10分。バスをご利用の場合は土浦駅西口バス乗り場4番、5番、6番から乗車し、「亀城公園前」下車。)

https://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page001099.html

 

13時30分-15時      マルクス『賃労働と資本』学習会

            講師 藤田康元(茨城不安定労働組合執行委員)

15時10分-16時30分   労働生活相談会

 

相談会・学習会どちらも参加費無料

 

主催 茨城不安定労働組合  連絡先 ibarakifuantei@gmail.com                    

              090-3902-5801(藤田)

 

私たち茨城不安定労働組合は一人でも、誰でも入れる労働組合です。労働組合 は経済的なセーフティーネット、労働・生活問題の駆け込み寺と考えて活動しています。当日は相談のみ、学習会のみの参加でも大丈夫です。新型コロナウイルスの流行状況によっては中止もあり得ます。詳しくは連絡先電話までお問い合わせください。

 

賃金が安い。税金を払ったら手元にはわずかな生活費しか残らない。物価が上がってる。なのに賃金はあがらない。カップラーメンだって買うのに迷う値段だ。会社はもうかってないのか?いや大企業は金をたくさんためこんでるらしい。内部留保というやつだ。下層労働者にトリクルダウンしてくるはずがない。毎日のように残業をさせられる。体調が悪くても簡単には仕事を休めない。有給が出ない。出てもそれなりの理由がないと使えない。上司に毎日怒鳴られる。こんな会社すぐにでもやめてやりたい。だけど他の仕事が見つかる保証もないのでやめられない。自分の仕事がなんの役に立っているのか分からない。そもそも世の中にとって必要な仕事なのかよく分からない。自分はエッセンシャルワーカーらしい。世の中に必要な仕事をやってるとは思ってる。だけどしんどい。もう少し楽にならないと続けていけない。年金をもらえる歳まで生きてるだろうか?そもそも年金もらえても少額だ。死ぬまで働かないと生きていけない。私が生きるこの社会は、働かなくては生きていけない、働いているのに楽にならない、働くこと自体がとてもしんどい社会だ。奴隷制は過去のもののはずなのに、私はまるで奴隷のようだ。

そうだ賃金奴隷だ。

 

資本主義は賃金奴隷制だと喝破して、私たち労働者が賃金奴隷にならざるをえない理由を解き明かそうと格闘した19世紀のカール・マルクス。今回の学習会では彼の主著『資本論』ではなくて・・・その最良の入門書とも言われるパンフレット『賃労働と資本』を読みます。事前に読まなくて可。読むなら今入手しやすいのは岩波文庫光文社古典新訳文庫のです。ちょっと高くなりますが光文社の方がおすすめです。利用可能な地域の図書館にもたいてい置いてあるかと思います。