茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(110)カプセルホテルに泊まる

加藤匡通
七月××日(日)
 仕事を終えてから東京の東の端の方から西の方へと都内を横切って会議に参加した。終電に間に合うか怪しい上に翌日は台風での二連休が祟って日曜に作業となったので都内に泊まりにした。またカプセルホテルだ。相変わらず料金は二千五百円と据え置き。
  十二時過ぎても客はぽつぽつ入っているらしく、風呂場から人影が絶えることはない。大きな浴槽は久しぶりなので(最近銭湯行けなくてなあ)長湯したいとこれだけど眠いのでとっとと切り上げる。朝、モーニングコールなんてものはない。隣のいびきは筒抜け携帯電話は使用禁止、テレビはイヤホンで聞くところである。イヤホンでテレビなんてエロビデオ見てる中学生かよ。どうするのかというとフロントから人が直接起こしに来るのだ。
 そして一日が終わり、明日月曜は八時からコン打ちなので七時半集合と帰りの電車の中メールで知らされる。早出ですか。一本前は二十分早い。念のためもう一本早くしとくか?ええと何時に起きりゃいいんだ?