茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

アベノミクスのおこぼれにあずかれない人のための労働・生活電話相談会


「再チャレンジ」と他人をけしかけていた張本人が見事「再チャレンジ」に成功、首相に帰ってきた。でも「再チャレンジ」って親譲りの財力と権力がないとできないなんて、前は言ってなかったぞ。
  そんな安倍首相が今度は三十年遅れてレーガノミックスにチャレンジ!レーガノミックスは国の仕事を民営化して私企業を肥え太らせ、米国の中間層を細らせ格差を拡大した政策だ。アベノミクスは何をしたいのかな?けど、かつてエコノミック・アニマルと呼ばれた「国民」たちは震災からの復興も原発事故への対応も忘れて財政復興に投票、支持率はいまだに七割を越えるってさ。
  七年後にオリンピックだの原発輸出だの景気回復だのと浮かれているけど、アベノミクスってそんなにお目出度いもんなのか?高度経済成長も「ジャパン・アズ・�・1」ももうありえない、無理したってバブルでしかない。その恩恵にあずかれるのはごく一部の、初めから金を持ってるやつらだけ。労働者が汗水垂らしてどころか文字通り命を削って働いて会社の収益が上がっても、もうけはすべて会社が持っていく。安倍政権の構想していた経済特区が「解雇特区」と呼ばれていることがそれを象徴している。生活保護は切り下げられ、受給者には自助努力が求められる。消費税も上がるのにこれ以上何をどう努力しろと?首相の鶴の一声でローソンは社員の給料上げたけど、正社員よりはるかに多い、店を支えている肝心のパートやバイトの給料が上がったとは聞いてない。
  とりあえず、まだアベノミクスの恩恵にあずかっていない人たちのために、労働・生活相談をします。就業規則パワハラ禁止って入れたのに上司に怒鳴られてる人、試用期間が終わって正社員になると思ってたら契約社員だと言われて理由を聞いたら、契約社員を正社員にしたら国から助成金が下りるから、と言われた人、復職しようと思っていた会社が倒産してしまった人、残業代を払ってもらえない人、有給休暇が取れない人、遅刻した皿を割ったと罰金を引かれまくって給料がマイナスになった人、雇用契約が終了したから寮を出ろと言われてる人、就職活動がうまくいかず疲れ果ててる人、上司から辞めろと言われ続けて職場に行くのが苦痛になってしまった人、辞めたいのに会社が退職を認めてくれない人、どうにもならないから生活保護を受けたいのに窓口で追い返されてしまう人。いろんなことで困っている人がいると思います。一人で悩まず、電話してみてください。解決できる方法をいっしょに考えます。※恋愛相談はご勘弁を。

日時 十一月一七日日曜 午前十時から午後八時まで  
電話029−875−9289
場所 自由と生存の家・茨城(土浦市中1184−51)
主催 茨城不安定労働組合
問合せ 090−8441−1457(加藤)