茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

9/23・24 秋の電話相談連続開催!

  アベノミクスの霊験は、大企業や大金持ちをうるおしこそすれ、未だ私たち労働者や貧乏人には及んでいません。低所得にこそ影響の大きい税制である消費税は4月より5%から8%へと増税され、来年には現在の8%から10%へ更に引き上げられようとしています。
  茨城県最低賃金は713円(2013年10月20日から)と13円上がりましたが焼け石に水でしょう。多くの人が文字通り命を削りながら生きているにも関わらず、資本の論理、経営者の意向を最優先し、障害者も生活保護受給者も自力で稼いで自立することを強要され、労働者を保護する企業に対する法規制は外され、労働法制も社 会保障政策も改「悪」の一途を辿っています。
  「ブラック企業」と言う言葉は定着し、労働者を酷使して使い捨てる企業として具体的にいくつもの有名企業が知られるようになりましたが、その中でも特に名を知られた経営者は今や国家議員にまで登りつめています。最悪の場合自ら命を絶つようなケースも決して珍しくないと言うのに、なぜこんなふざけた事態が起きるのでしょうか?
  助けてくれ、と悲鳴を上げることすらはばかられるような「空気」がこの国には蔓延しています。けれども、つらかったら、助けを求めていいんです。大変なら、悲鳴を上げていいんです。多くの人が家族のため、生活のため、生きるために身を削って働かざるをえなくなっています。私たち茨城不安定労働組 合は小さな労働組合ですが、そう言った人々の声を聞き、問題を解決するための活動をしています。今回は一日電話相談をします。正社員、パート、派遣社員などを問いません。
残業代が払われていなかったり、一方的に基本給が下げられたりしていませんか?
退職を迫られたり、解雇されたりしていませんか?解雇されてしまっても、会社と交渉は出来ます。
職場で性的嫌がらせやいじめにあっていませんか?
退寮を迫られて住居を追われそうになったり、現に住居がなく友人宅、ネットカフェを転々としたり、車で寝起きしたりしていませんか?
どうにもならないから勇気を振り絞って生活保護の申請に行ったのになんのかんのと言いくるめられて申請を受け付けてもらえず追い返されたりしていません か?
  一人で悩まず、電話してみてください。解決できる方法を一緒に考えます。


日時 9月23日(火) 12時から20時
(翌24日は通常通り20時から22時まで電話相談を行います)
電話 029‐875‐9289

場所 自由と生存の家・茨城(土浦市中1184‐51)

主催 茨城不安定労働組合

問合せ 090‐8441‐1457(加藤)


これまでの解決事例
牛久市下妻市常総市土浦市 窓口ではねのけられた生活保護の申請に同行、受給にいたる。
牛久市 工場派遣の雇い止めで退寮を迫られる。→会社と交渉して家賃を払い寮に留まることで解決。
土浦市 正社員を試用期間中に解雇。→会社と交渉、解雇を撤回させ本人の納得した水準で解決。
つくば市 スーパーのパート従業員を雇い止め。→会社と交渉、本人の納得した水準で解決。