茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

APFS労働組合への連帯のあいさつ

  10月12日に行なわれたAPFS労働組合の定期大会へ、当日参加できないので連帯のあいさつを送りました。


  APFS労働組合のみなさん、定期大会おめでとうございます。今年はおうかがいできないので連帯の挨拶を送ります。
  特定秘密保護法の制定、解釈会見による集団的自衛権の容認とこの国は急速に戦争のできる国へと向かっています。戦争のできる国に生存の重視は不要とばかりに社会保障が壊され、労働法制も壊されています。現状でも充分に苦しいのにこの先どうなってしまうのか、と暗澹たる気分にもなろうというものです。けれどもそんな中、私たち「日本人」よりはるかに厳しい状況で、言葉も習慣も違う同調圧の強い国で、自分のためだけでなく多くの仲間のためにも戦いを続けているAPFS労働組合の皆さんに敬意を表します。
  この先のことを考えると重苦しい気分が払えない社会、国ですが、私たちはそこで生きています。この重苦しい状況を少しでもましなものにすることができるのは、私たちです。法律にいかに正しいことが書いてあろうとも、法律それだけでは私たちに何の力にもなりません。私たちが戦いの中で法律を使うことによって、法律は私たちにとって役立つものになるのです。私たちの戦いによって悪法は廃され、新しい法律がつくられていくのです。法律は絶対なものではなく、私たちは時に法律を乗り越えたりしながら戦い、生きています。私たちの力を信じ、よりましな社会にするために、何より私たち自身が行きやすくするために、これからもそれぞれの場所で共に戦いましょう。

2014年10 月12日 茨城不安定労働組合