茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

N関労スト突入集会

 三月十七日、水戸で行われた東日本NTT関連合同労働組合茨城支部の時限ストライキの突入集会に参加しました。
 東日本NTT関連合同労働組合茨城支部は毎年三月、春闘としてストライキを行っています。一時間の時限ストですが、NTT側は警戒して職制を出し、ビラまきを監視しています。スト突入と共に社前集会となり、集会では支援に駆けつけた関東近県の各労働組合がアピール、茨城不安定労働組合も委員長がしどろもどろのアピールをしました。
 ストライキは八十年代以降年々減少の傾向にあり、毎年最少件数を更新しているようです。十三年の件数は七十一件、参加人数は一万四千人ほどで、これは七十四年の三百七十八分の一(!つまり七十四年は五百三十万人が参加しています。)です。戦前の十五年戦争下、国家総動員法が成立して対米戦争に踏み切る前の三十九年でも七万人以上が参加しています。これは現在の労働者は三十九年の労働者より恵まれていることを意味しているのでしょうか?いや、これは現在の労働者の方が三十九年の労働者より資本に対して隷属している度合が高いことを意味しているのではないでしょうか。そのような中、少人数、時限ストとはいえストライキを行っている東日本NTT関連合同労働組合茨城支部は素晴らしいと思います。(加藤)