茨城不安定労働組合

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賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(315)『ゆきゆきて、神軍』イオンシネマ守谷上映

加藤匡通
六月××日(水)
 初めはお知らせとして載せようと思っていたが直前で思い直した。お知らせにするには組合と関係が無さ過ぎる。
ゆきゆきて、神軍』は八十七年公開のドキュメンタリー、僕は公開当時にユーロスペースで見ている。亡き戦友の名を叫びながら天皇ヒロヒトにパチンコ弾を発射した奥崎謙三が、戦場で何が起きたのかをかつての上官に追及する過程を撮った映画で、奥崎の常軌を逸したエネルギーも相まった傑作。正直、細部は覚えていないので今回再見してどう思うのかちと不安なのだが(この前高校の頃深夜のテレ東で見て傑作だと思った『八月の濡れた砂』を始めて映画館で見て、ほぼ共感出来ず愕然としたばかりです。)、大学一年の頃より天皇制や戦争責任についての認識は深まっているはずなので、前よりいろいろ考えながら見れると思う。『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟郎に強い影響を与えたことでも有名。
  イオンシネマ守谷にて六月二十日から二十六日まで、朝九時五十五分からと十八時十分からの二回上映で特別料金で千円。この機会に関心のある方は是非(これで夜の回がもっと遅ければ仕事帰りの勤め人でも見られるので言うことないんだが。けどとにかくイオンシネマ守谷偉い!)。