茨城不安定労働組合

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「排外主義と天皇制を問う8・15反「靖国」行動」参加報告

「排外主義と天皇制を問う8・15反「靖国」行動」参加報告
                            加藤匡通
 八月十五日に「排外主義と天皇制を問う8・15反「靖国」行動」の集会とデモに参加しました。これは毎年この日に行われている集会・デモで、僕は毎年参加しています。
 この間、直接には労働問題とつながらないように見える課題でも組合の黒旗を持って行っているので、今回も旗を持ってデモに参加しました。黒地に大きく白ガムテープで「不」とだけしかないので組合旗かどうかはそもそも分からないと思いますが。
 デモへの右翼の襲撃は相当激しく、口汚く罵りながら水風船やペットボトルを投げつけ、警察が警備用に置いたカラーコーンやバーも投げ、デモ隊に殴りかかろうと突入を繰り返すといった有様です。同じことを僕たちが右翼のデモ隊にすれば間違いなく逮捕されますが、右翼がやっているとまあ滅多なことでは逮捕されません。右翼が殴りかかって来たからと殴り返したら、被害者のはずの僕たちが逮捕されてしまいます。警察はずいぶんと右翼には優しいようです。デモ隊に途中から合流しようと街頭で待っていた仲間は、デモ隊が来るまでは機動隊と右翼が仲良く談笑していたと言っていましたが、やっぱりと言う感じです。警察とデモ主催者しか知らないはずのデモコースの要所要所に右翼が車で待っているなんて、警察がコースを教えているとしか思えませんしね。
 いつもは組合の旗を持って何かの行動に参加しても報告を上げていないのに、今回こうしてブログに上げているのは報告すべきことがあったからです。デモの最中、右翼に組合旗と旗竿を奪われてしまいました。委員長何やってんだ!と各方面から言われております。いや、面目ない。ほかにも旗や横断幕が奪われたそうです。先頭車両のスピーカーコードは引きちぎられてしまったとか。
 8・15だけでなく2・11や4・29と反天皇制の集会・デモは取り組まれています。僕は東京の行動に参加していますが、年々右翼の襲撃はひどくなって来ています。毎回襲撃されている側からすると、「右も左もない脱原発」「右翼と共闘する反原発」は悪い冗談としか思えません。原発への抗議行動で日の丸が掲げられることも全く認める気になりません。
 ずいぶん日が経ってからの報告ですが、単に無精してただけです。決して旗を奪われたショックで書けなかったのではありません。ホントです。