九月九日に行われたフリーター全般労働組合の定期大会に来賓として出席しました。茨城不安定労組からは執行委員二名、つまり執行委員全員が参加しました。
以前から「大会の時間がやたらと長い」という噂は聞いていたのですが、大会開始が一時過ぎ、終了は八時でした。時間がかかるのは手続き通りに報告や方針に対してきちんと議論をしているからです。あそこまできちんと公開の場で議論をしている労働組合はいまどき珍しいのではないでしょうか。なんと真面目な人たちなのかと半ばあきれつつも感心してしまいました。多くの人が集まって話し合い合意を形成していく、あるいは違いを違いととして認識していくという作業は大切な、私たちのような集まりには本当に大切なことですが、手間隙を考えるとついつい手続きを端折ったりしがちです。それをきちんと行っている姿は感動的ですらありました。ああした議論の積み重ねがフリーター全般労働組合の力になっているのだと、あらためて知りました。
議論のあとは懇親会になり、砕けたおしゃべりをしたり久しぶりに会った仲間と交流を楽しみました。（加藤）
