茨城不安定労働組合

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賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(382)母が骨折

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(382)母が骨折
加藤匡通
八月×日(水)
 母が右手を骨折したので手術をした。三日入院、送迎と手術立ち会いで三日とも休むことにした。よろけて手をついたら骨折とは、母も後期高齢者なのだなあ。つーか、この十年で三回目か?通っていた現場は退院翌日から盆休みに入る。休みの間も出たいんだが、仕事はあるだろうか。退院は明日だ。
 現場が盆休みの期間中、派遣会社を通さずバイトしないかと現場で声をかけられた。派遣会社よりいい条件だったので二つ返事でオッケーしたが、今月に入ってから人手が足りてしまったので申し訳ないと言われてしまった。まあ仕方ないな。そんなこんなで今月の収入はガタガタになりそうだ。いつまでこんな調子で金の心配をしなきゃならんのか。
 母が骨折したのは日曜で、この日は土浦で「原爆と人間」と言う毎年行われている企画があってその中で最初の『ゴジラ』上映があった。もちろん行くつもりだった。三年振り、茨城で初めて見る『ゴジラ』、しかも8・6である。これが行かずにいられようか!しかし買い物から帰って来ると母が腕を押さえて痛がっていて、手首は腫れ上がっている。これは『ゴジラ』無理だ。病院へ連れて行った。一週間あとだったら母を置いて行くか運動を投げ出すかの二択だったから、今週でまだよかった。
 今月後半に『ハウリング』や『ザ・フォッグ』、『ヘルレイザー』なんて特殊メイク全盛時代のホラー映画の特集上映がある。劇場でロブ・ボーティンの狼男の変身、見たいなあ。『ヘルレイザー』の復活シーンも見たいなあ。よーし、今夜は普段母の目を気にして見れないスプラッタームービー借りて来るか!