茨城不安定労働組合

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日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(469)「コロナの影響」

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(469)「コロナの影響」
加藤匡通
七月××日(土)
    今月も何日働けるのか怪しくなっている。もう三分の二が終わっているのに十日出ていないのだ。どうにか作れた貯金もなくなった。さてどうしたものか。
    社長はここに来てようやく、「コロナの影響」と言い始めた。感染拡大でスーパーゼネコンのみならず、街の小さな現場も動かなくなっているのだそうだ。「八月には動き出すから、」と言っているが、五月からずっとそう言い続けてるような気がするのは気のせいか?それは五月からずっと新型感染症の影響を受けて現場が減っていたということか?
    持続化給付金をもらえばいいじゃないかって?なんか、そういう制度から見事にこぼれ落ちる側にいるみたいで、各種の給付金は特別定額給付金しかもらえそうにない。

「来週の土曜休みます。」「加藤さんそうすると四連休になっちゃうよ。」「あれ、そろそろあっちの現場動くって言ってたじゃないですか。」「あそこ休日はやらないよ。」しかし都合を変えるわけには行かないので、来週も四連休か。いやいや今月十五日も働かないんじゃないのか?賃労働が嫌いとは言え、これはちょっと・・・