茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(386)再入院

加藤匡通
十月×日(金)
  母は火曜に退院した。前日に病院から、医者が退院許可を出したと電話があった。退院していいのならなるべく早く出した方がいいに決まっているのであわててレンタカーを借りて、通ってる公共施設改修現場の職長と派遣会社に「明日休む。」と伝え、退院準備を整えた。先月から急な休みばかりなので、派遣会社に対しては何とも思わないものの、現場の職長には申し訳ない気がしている。
無事退院し、金曜に抜糸と言われて、自宅からタクシーで往復するより安上がりなのでまたつくばまで電車で出てレンタカーを借り、病院に行った。その朝、少し体調が悪かったので抜糸の際に伝えると再入院になった。え?入院の度に保証人の判子をもらいに行ったりしなければならないし、保証金五万円を用意しなければならない。八月から三回目、これで十五万だ。もちろん僕に用意出来る額ではないので母が用意していたが、今回全額は厳しい。抜糸まで入院していた方がよかったと思ってしまうのは仕方ないだろ?
母が気落ちしていないのは何よりである。前回あまり使わずに終わったが病院に通うために自転車を買っていたので、使うことにしよう。病院まで三十分、十数年振り、五十を前にしての自転車は坂も多くてかなりきついんだが。