茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

学習会「生活保護を知ろう」

日時:2010年9月12日(日)14:00〜16:00

会場:つくば市春日公民館

講師:塚本武志さん(つくば生活と健康を守る会副会長)

参加費:無料 どなたでもご自由にご参加ください

主催・お問合せ:茨城不安定労働組合 kick06@gmail.com
090-8441-1457(加藤)

 私たちは金がなければ生きていけない社会に住んでいる。より多く金をもうけることが正しく、それで成功した人は勝ち組と呼ばれる社会。でも、勝った人は負けた人からより多く金を吸い上げているのでは?それに、金儲けのうまくない人、金を持っていない/持てない人はどうなってもいいの?
 もちろんそんなはずはない。だから国は年金や健康保険、雇用保険といった制度を用意している。それらの制度の一番下で私たちの生存を支えようとしているものが生活保護だ。
 けれどもこの生活保護、私たちの生存を支えてくれる大事な制度のはずなのに、印象はずいぶん悪い。テレビでは、不正受給が大きく取り上げられるし、水際作戦と言って、受けたい人が申請させてもらえないということが知られるようになった。それより何より、私たちの中には生活保護を受けることが権利ではなく、行政からの恩恵で、そもそも受けること自体を恥ずかしいこと、わるいことという意識が根強くある。いくら働いても生活が楽にならない、という人も生活保護といわれると抵抗のある人は多いだろう。
 せっかくある制度なら、もっとカンタンに、必要としている人が使える方がいいに決まってる。そこで今回、つくばで長年生活保護の利用に取り組んでいる「つくば生活と健康を守る会」の塚本さんにお話をしていただく。生活保護はどんな制度か、使うには具体的にどうすればいいのか、そんなところから話を聞いていきたい。

 当日、生活保護についての相談にも応じます。もちろん秘密厳守。