茨城不安定労働組合

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知人が送ってきた鹿島、成田近辺の被災状況

鹿島、成田近辺の被災状況
富里市在住鹿島市在勤の知人から周辺地域の被災状況について19日にメールが届きました。(加藤)

成田近辺
市内でも水が出ないエリアもあったようですが、それも今は解消している。
ガソリンの入手は困難。
それでも震災直後は被害の大きかった茨城の方から、ガソリンを求めて来た人も多かった。
ガソリンスタンドは閉まっているか、わずかに空いている店は長蛇の列。
若干改善されつつあり。

鹿嶋市
電車は佐原方面からは延方まで。水戸方面は不通。
水道が一部復旧していませんがかなり改善されてきた模様。
ガソリンは成田よりも手に入りにくい(行列時間が長い)。給油量の上限が設定されています。給油渋滞必ず発生。
スーパーにも食材が並びだしたが、客足はがらがら。ガソリンによる移動自粛の影響大。
住友金属と周辺企業の復旧状況が、鹿島市神栖市の命運を握っているのではないでしょうか。

神栖市
津波液状化による被害が大。
水道がまだほとんど復旧していない。井戸を持つ家庭も農家を中心有り、そちらを利用している被災者多し。
水道の復旧までかなりの時間を要するとの情報も有り。
ガソリンは鹿嶋同様。

潮来市
山側と川側で被害状況が異なる。川側は液状化の被害が大きく、水道も復旧していない。また、都市ガスは復旧せず。

鹿嶋・神栖を含めこのあたりの地区はプロパンが多いので、そこはガスが使えます。

震災により橋が落ちたり、道路が波打ったり、ブロック塀が至るところで崩れたりしています。しかし、今後の最大の問題はガソリン。
元々、公共交通機関はバス。ガソリン依存型の社会ですから、物流も含め復旧作業などにも影響が大きい。
取り急ぎまとめてみました。

以上