茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(看板に偽りあり)(200)いい大人が仕事してるんだから

加藤匡通
二月××日(月)
  ワーナーマイカルシネマズ守谷はマイマイシネマと題して旧作を五百円で週替わり上映をしている。『ガンジー』や『ビルマの竪琴』(もちろん古い方)、『わが命つきるとも』といった未見の旧作から、『サンシャイン・クリーニング』『マンデラの名もなき看守』のような見逃した近作、そして『狂った果実』(本間優二じゃなく裕次郎の方)『ダークナイト』といった何度も見ている映画まで、まあお世話になった。都心部でも名画座は数少なくなっているのに茨城にいて旧作がみられるなんて、なんとうれしいことか!平日夜の回が少なかったので見たいのに見れなかった映画も多く、アンケートによく文句も書いた。
  先日、貼り紙があってよく見たらマイマイシネマ終了のお知らせとある。理由が嫌になるよ。デジタル上映に移行するから!フィルム映写機とデジタル映写機を完全に入れ替えるようだ。フィルムしかない旧作はやがて上映されなくなると言われているが、これはあっと言う間かもしれない。何より上映施設がなくなってしまいそうだ。僕の生活圏ではこれでフィルム上映のところがなくなった。県南の範囲で言うと土浦セントラルがまだがんばってるか。
  つくばで始めたアルバイト、これまでに見たこともない細い電線の結束に手間取りまくり。すいません、ごめんなさい、とあやまってばかり。とうとう「加藤君、いい大人が仕事してるんだからごめんなさいはなしにしようよ」と言われてしまい、身の置き所がありません。