茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(300)悪夢は続くよいつまでも

加藤匡通
二月××日(月)
朝、現場へ向かいながら、今日この現場でよかったっけ、と首を傾げ、現場で一日の労働をこなしてどうにか帰宅、と言うあたりで目が覚めた。午前四時過ぎ、そろそろ起きる時間だ。もちろん目覚ましが鳴るまで布団から出る気なんかない。今日の現場は夢の中で行かなかった方。うわ、また働くのかよ。
本日二度目の現場は二カ月でやめたA社に行く前に何度か入った現場。久しぶりに行ったらまだ鉄骨剥き出しでスラブのコン打ちもしていなかった。ゼネコンに派遣会社が一次で入っていて、今日は増員して三人になっている。この三人は以前に日記に書いた短管集積をした三人で、またあんなハードな仕事なのかと身構えていたが廻ってくる作業は足場のクランプにカバーを着けたり、溶接階下での監視と火花養生だったりとラクなものばかり。助かった。今回復帰してから体力勝負の仕事にはまだ当たったことはない。けど、どこまできれいにすればいいのか判断出来ないのに追い立てられて神経をすり減らすクリーニングに比べれば、体力勝負の仕事の方がはるかにラクだ。