茨城不安定労働組合

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賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(334)プラ段貼り再戦

加藤匡通
二月××日(木)
  前回の日記と同じ現場の別の棟に入っている。元請は養生・クリーニング屋のN社で作業内容は天井剥がしのための壁養生、使うのはプラ段、と一ヶ月前とまるで同じである。手配の電話で聞いた時には同じ内容の養生とまでは思わず、朝一で職長から作業内容を聞いて「それはヒト月前にやった。」と言いたくなるのは我慢した。そんなこと言ったって面倒ばかりでいいことなんかない。前回書いた通りこの現場のN社には以前入っている。その時はスクラップの搬出で一日台車を押してた。もう一年以上前なので、改めて新規を受けさせられた。
  作業が同じとは言っても会社が違えばやり方が多少異なっていたりするのは当然で、例えば前回のR社はプラ段は再利用するから加工はしなくていい、どころか強く「するな」、だったのが今回のN社ではプラ段は使い捨てなので加工しろ、だし窓際のカウンターはプラ段ではなくロールのブルーシート、備え付けのロッカーはマスカーでの養生だ。もちろん今回のN社の方が手がかかる。考え方の違いでもあるだろう。ラクなのはただただプラ段をペタペタ貼りまくっていたR社の方だが今回だって充分にラクな方だ。数日続くかな。ラクなのは大歓迎である。