茨城不安定労働組合

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賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(常雇?)(425)「平成三十三年」

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(常雇?)(425)「平成三十三年」
加藤匡通
一月××日(土)
 車検切れ間近の車をどうしようかと悩んでいた。ネットオークションで十万以下で入手しようと思っていたが、金の用意が出来ず、どうにか用意してオークションを始めたのは車検一ヶ月前を切っていた。安く済みそうな車に目星をつけて、オークションの他に金がかからないかと電話で問い合わせると「この車種がそんな安く手に入る訳ないだろ。」とやんわり言われて当惑。自動車に関心ないから、いい車とか言われてもわかんないんだけど。どうにかオークションに参加するもどんどん値がつり上がってしまい早々に脱落した。
 街を走っていて十万を割る車があるかと気にしてもいたが、何故か切羽詰まると見かけない。八万と表示されていた車を見かけて、電話したが「全部込みだと十三万。」と言われた。もっと安い車はないかと聞くと二年車検付きだと十二万が限界と言われ、もっと安いのはとまた聞いたら鼻で笑われた。
 そんなこんながあって結局最安値で車検を通すことに切り替え、どうにか今乗っている車を十万で通す店を見つけた。やはり僕の年収で自動車を持つのは間違いだ。軽自動車税上げんなよ。
  帰って来た自動車の車検証を見て呆れた。期限が「平成三十三年」になっている。そうか、陸運局天皇代替わりを認めない立場なのか。でも、「平成三十三年」は間違いなく来ないんだけど、ってことは今回の車検は半永久的に有効ってことか!素晴らしいぞ、陸運局