茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

日雇い派遣日記(67)朝ビラ

十二月××日(日)

                 加藤匡通

 今日は茨城県議会議員選挙の日である(日付ぼかしてる意味がないよな、こう書いたら)。昨夜十一時過ぎにみらい平に着いたら改札正面で候補者が、明日は選挙なので投票に行ってくださいと言いながら自分の名前を連呼していた。選挙演説は投票前夜の八時までとなっているから、投票の呼びかけをしているということらしい。僕はアナーキストだがふにゃふにゃかつ出鱈目なアナーキストなので投票には毎回行っている。で、今日も行くのだがつくばみらい市は定数一に対して候補者二人で自民党民主党。前にも書いたが僕にはこの二党の区別がつかない。自民は論外だが民主も勘弁してほしいというのが本心だから、今回は「よりまし」なカスを選ぶべきなのか、無効票にすべきなのか悩ましいところ。
 みらい平駅前では選挙に関わりなくビラ捲きをしている市議会議員がいるが、その人が撒いているのは朝六時台だ。以前守谷駅平和団体がやっぱり同じ時間帯にビラを捲いているのを見たことがある。都内への通勤者を対象にするとこの時間帯となるのだろう。朝、現場最寄駅でもよく区議レベルのビラ捲きを見かけるがそれは七時台の話。こんなことでも地域色が出るもんなんだな。朝早くからご苦労様です。ついでに言えば、みらい平駅前での早朝のビラ捲き、保守系では見たことがない。そもそもこの辺りを地盤にしていないのか、僕が気付いていないだけなのかは知らない。保守系市議は議会活動や利益誘導には熱心だが日常活動には熱心ではないと聞いたこともあるが、まあどーでもいいや。
 サラリーマン時代、会社はユニオンショップだったので僕は必然的に全労連系、つまり共産党労働組合に入っていて月に一回地域のビラ捲きを渋谷駅前でしていた。こちらは八時から。なんと楽な時間帯に、という感じだがその頃は始業が九時半、八時が起床時間で朝ビラはつらかった。いやもうまったく今となっては夢のようだな。