茨城不安定労働組合

誰でも入れるひとりでも入れる労働組合である茨城不安定労働組合のブログです。

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(209)最終日を待たずに連休終了

加藤匡通
五月×日(月)
  ゴールデンウィークも最終日となった。茨城に来てから連休中に働く必要を強くは感じなかったが、この度見事日払いに返り咲いたので十日も休んでいたら干上がってしまう。連休中の仕事を探さなきゃと思っていたら、ぽつんぽつんと通っている現場が連休中もやると言うので一安心。連休中だけだって面接受けたりしなきゃならないが、その為に休むのは本末転倒、しかし夜面接があるとも思えない。どうしたもんかと思っていたのだ。
   自分の都合もあって間の平日の内の一日と連休最後尾の二日を仕事にした。現場のスケジュール的にはもっと出れたし、通ってる現場が休みの日も会社の方には仕事があったみたいだ。例年この時期は仕事がなくてみんな困ると言うのにどうしたことだ?ついでに言うと連休中の休みだけでデモに五回参加している。内四回はメーデーだ。「自分の都合」とか書いてるが薄っぺらいワタクシに大したプライバシーなんてありませんです、ええ。
  通っているのは取手である。大規模な改修工事は四月いっぱいでどうにか終わり、当分は細かい工事が時々出て来て呼ばれるらしい。昨日は耐震補修で棚なんかを固定する作業の相番だった。棚を金具で固定する際に壁や棚に穴を開けるが、作業場所は平日なら従業員が働いているので壁のボード屑や金属の切り粉を撒き散らしてそのままにする訳には行かない。棚にビニールシートを掛けて養生をし、必要なら掃除機を作業場所のすぐ脇まで引っ張ってって穴を開けてる隣にホースの筒先当てて粉を吸い、最後に掃除をする。待機時間が長いし作業そのものはかなり楽な方なんだけど、敷地が広くて歩いて五分以上かかる別の建物まで掃除機を持っていくのが面倒だった。台車に乗せて凸凹道をガラガラガラガラ。今日は扉なんかのふき掃除がメインらしい。
   と言うことで、僕の中では連休もう終わってます。