茨城不安定労働組合

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日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(457)賃労働こそが不要不急である!

日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方)(457)賃労働こそが不要不急である!
加藤匡通
三月××日(火)
    夜九時に出かけ六時過ぎに帰って来て昼間寝る生活から、朝四時半に起きて五時半に出かけ、夜七時以降に帰宅する生活に戻った。夜の会議や集会、映画に行ける生活に戻ったがどの道賃労働が辛いことに変わりはない。
 不要不急の外出を避けろ、テレワークで働け、と政府が言い出している。ただの要請なので法的な強制力はないはずだが、みんな従っていて、政府の力と言うものを改めて見せつけられている気がしている。学校の一斉休校とか思い付きで言い出しただけにしか思えないのに、地方自治体なんで従うかね?
 今のところ建築現場は通常通りに稼働している。もちろん対策でやかましくなっていて、いつも以上に手を洗え、うがいをしろとうるさくなっている。だが、それでもいつも通りだ。ただし、現場で感染者が出れば、どんな対応をするのかはわからない。現場の大半が止まることはあり得ると思っている。
 僕にとって真に不要不急なのは当然にも賃労働の方なので、通勤外出は避けたいのはやまやまである。だが、賃労働をしないと金がなくて生きていけない労働者なので、働かないわけには行かないのだ。それに、補償は一日四千円とか八千円とか愉快な話も聞こえてきて笑いも止まらない。閣僚たちは一日四千円で生活出来るんだろう。質素な指導者を持つ「国民」は幸せである。(ついでに言えばクルーズ船をめぐる政府の対応を、第一次第二次を通じた安部政権全ての中で僕は最も高く評価している。この国の真の実力を全世界に余すところなく伝えたからだ。いいぞ安倍晋三!本当の反日亡国派はやっぱり君だったんだ!)
 だいたい不要不急の外出を控えろと言われても、満員電車で通勤してればそこで伝染するとは誰もが思う。感染拡大を防ぐのに、金を使わずにどうにかしようなんて虫が良すぎる。しばらく働かなくてもやっていける金額払うとか考えろよ。
 当然明日も仕事だから、もう寝る!